初動負荷トレーニング=B.M.L.T.(Beginning Movement Load Training)とは

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鳥取のワールドウィング代表である小山裕史氏が
発明・創案したトレーニング法です。

イチロー選手が初動負荷トレーニング専用マシンを
米国に持ち込んだことが話題になりました。
筋肉を大きくすることなく筋力を高めるマシンと
イチロー選手は明言しています。

動作の最後まで負荷がかかる終動負荷トレーニングに対し
初動負荷トレーニングは運動の発動時に負荷のピークが存在し
身体の柔軟性が増し
本来の合理的な動きが取り戻せるとしています。
体幹の筋群で力を発揮
末梢の筋群はリラックスしたまま
加速をつけて手足を動かします。

その際、初動負荷理論が重要とするのが
肩甲骨と股関節の可動域でした。
カイロプラクティックでは
さらに骨盤の動きも重要だと考えます。

簡単な例をあげるとすれば
引退まで頑張れたイチロー選手と
晩年、故障で苦しんだ清原選手の違いです。
終動負荷トレーニングで筋力をつけ
身体を大きくしていった清原選手に対し
初動負荷トレーニングで動ける身体を作っていった
イチロー選手です。
健全な肉体であったり
アスリートのパフォーマンスを考えたうえで
どちらが好ましいかは明確ですね。

ただ終動負荷理論であったり
終動負荷トレーニングを否定するわけではありません。
終動負荷トレーニングには筋力を肥大させ
パワーをあげてゆくことが知られています。
要は何を目的にするかということです。
動きを重視するのであれば
初動負荷トレーニングが有効であると
いうことです。




カイロプラクティック ボディワークス豊中でもその考え方に注目
快適な日常生活を送るうえでも
ダンスやスポーツで最大のパフォーマンスを発揮するうえでも
肩甲骨と股関節の動きが重要である
と考え、可動域を広げる施術の取り入れています。

(注)当院に初動負荷トレーニングマシンを設置している訳ではありません。

院長の初動負荷トレーニングについて

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