危険な腰痛(レッドフラッグ)

日本整形外科学会と日本腰痛学会が定めた
【腰痛診療ガイドライン2019】によると
見逃してはいけない疾患を示唆する徴候
レッドフラッグ(Red Flag Sign)として
危険な腰痛を9つあげています。
①発症年齢20歳以下、 または55歳以上の腰痛
先天性疾患による腰痛が危惧されます。
中高年以降の腰痛は悪性腫瘍、大動脈解離などの
重篤な疾患の可能性があります。
②時間や活動性に関係のない腰痛
内蔵疾患からくる腰痛の可能性が高いです。
肢位や体勢に関係なく痛いのが特徴です。
③胸部痛をともなう腰痛
狭心症や心筋梗塞といった心臓疾患の可能性があります。
急激に症状が悪化することがあるので注意すべき疾患です
④癌、 ステロイド治療、 HIV感染の既往がともなう腰痛
癌の脊椎転移、ステロイド治療による骨粗鬆症
免疫抑制剤による脊椎への感染症などが
疑われます。
⑤栄養不良からくる腰痛
内蔵疾患からくる食欲の低下にともない
全身状態の悪化へと繋がっている可能性があります。
⑥体重減少をともなう腰痛
栄養状態の悪化による体重減少は
内蔵疾患を疑いましょう。
⑦広範囲に及ぶ神経症状をともなう腰痛
脊椎圧迫骨折が疑がわしいです。
コルセット等によって癒合させつつ
薬物療法、リハビリへと進めるのが原則です。
⑧構築性脊柱変形による腰痛
脊柱の後弯や側弯といった変形ですが
成人してしまうと治らないとされています。
薬物療法か症状によっては手術が適用されます。
⑨発熱をともなう腰痛
腰部周辺の感染症が疑われ
化膿性脊椎炎や脊椎カリエスの可能性が
あります。
また、腎盂腎炎でも
腰痛と微熱が続くことがあります。

これらのレッドフラッグが一つでも該当する場合
腰痛に隠された重篤な疾患を疑い
医療機関を受診することをお勧めします。
これらの症状が存在するからといって
必ずしも重大な疾患があるわけではありませんが
それらの可能性を除外するために
医学的診察が必要なのです。
健康状態に問題がないのに関わらず
治らない腰痛はお任せ下さい。
西洋医学にはないカイロプラクティック的見地から
腰痛緩解へのお手伝い致します。
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