ポキポキ

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20ウン年前会社員辞めて
カイロプラクティックの道を進みはじめたとき
沢山の理論やテクニックがあることを
あまり理解していませんでした。

背骨を矯正して自然治癒力を正し
症状を緩解させる。
その際にポキポキ音がする…
のが当然だと思っていました。

カイロプラクティックという手技を選択する
きっかけとなったDr.P.マフェトン
音どころか、下手したら矯正すらしない
ようです。

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入学した専門学校では
その頃日本でも紹介され
流行り出したアクティベーターという
器具を使った優しい施術が主流でした。
個人的にはその効果を実感することができず
魅力を感じませんでした。

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先生方によって考え方やテクニックは異なっており
それはそれで興味深かったのですが
正統派であろうガンステッドやディバーシファイド
心惹かれていったのです。
特に当時の学長の施術スタイルには痺れました。

最初は学校直営のクリニックで
とにかく近くで施術を見せてもらい
そのテクニックを盗むべく
無給でお手伝いしていました。
空いた時間は学生同志で練習です。

のちに実践させていただけるクリニックで
これまた無給で指導を受けながら
働かせてもらいました。
ここの院長や諸先輩にも大変お世話になりました。

つまるところ
如何に安全に効果を出せるかなのです。
そのために血の滲むような思いで練習し
実践してきたのです。

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いつのまにか
ボキボキさせる施術は危険だという風評が広まり
安全で簡単な施術が流行りました。
確かに下手であったり経験少ない者の矯正は
危険でしょうし事故があったのかもしれません。
そして習得に時間が掛かる矯正テクニックは
敬遠されていったのです。

ただポキポキが危険だと言い張る方は
ポキポキしません」ではなく
ポキポキできません」なのです。
技術がなかったり、哲学を御存知なかったり
医学あるいは物理の知識に欠けている方々です。

本来の正当なカイロプラクティックに拘り
20年以上ひたすら邁進してきました。
人の骨格は百人いれば百通りあるが如く
いまだに修練と研鑽の日々が続いています。

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