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骨盤と連動している環椎がずれると、顔の左右にある側頭骨が外側に張り出します。顔の骨格がずれることによって歯のかみ合わせにも影響が出て、顔がゆがんでしまうという悪循環に。

バストを下げる原因となる、ねこ背。このねこ背も、骨盤の開きによって起きる体のゆがみのひとつです。

おしりが年齢とともに大きくなるのは、加齢による筋力の低下だからしかたがない、とあきらめていませんか? でもほんとうは、骨盤の開きが、横広がりでダランとたれたおしりをつくる要因なのです。

骨盤~股関節、大腿骨のゆがみは、O脚やX脚と呼ばれる形に脚をゆがませ、さらに筋肉のつき方までバランスの悪いものにしてしまうのです。

頭蓋骨の後頭部にある「後頭骨」という骨は骨盤と連動していて、呼吸による骨盤の動きと同時に、微妙に動いています。骨盤がゆがむと、この後頭骨の動きが悪くなって首や顔全体の筋肉がこわばり、顔のむくみの原因となってしまうのです。

骨盤がゆがんで、ねこ背になると、腕もスムーズに動かしにくくなります。そして、しだいに二の腕に余分な脂肪がつき、タプタプの二の腕となってしまうのです。

S字形の背骨が、骨盤のゆがみが原因で曲がってしまうと、体は背中側の筋肉を緊張させて、ゆがみをカバーしようとします。すると、逆側のおなか側は緊張をゆるめることでバランスをとろうとするため、おなかがポッコリとふくらんでしまうのです。

骨盤には、体の中心部で内臓を支えるというたいせつな役割があります。ところが骨盤がゆがんで開いてしまうと、この内臓が下がり、胃まで下がってしまいます。そうなると消化器官がきちんと働かず、太る体質ができ上がってしまうのです。