バレエの障害…その予防

バレエダンサーの多くの怪我は、テクニックの間違いが原因です。

身体の関節を固めて力を発揮する多くのスポーツと違い
バレエでは関節を固めずに
可動域を最大限にして
優雅で綺麗な動きを表現しようとします。

そのために
他のスポーツとは身体や筋肉の使い方が異なり
故障箇所も違ってくるのです。

バレリーナに多い故障の特徴

足首、膝、股関節（太腿の付け根）などの下肢の痛みに、腰痛を伴うことが多いです。

故障となる原因

• 身体の間違った使い方
• 誤ったテクニック
• 間違った指導
• 環境的な要因

対策

腰痛

アラベスクで背中やお尻に力が入ってませんか？
腰の力を抜いて、腹筋（下腹）と内ももを意識して脚を上げてみましょう。

股関節痛

太ももの前面やお尻に力が入って固まってませんか？
内ももを鍛えて、太ももの付け根からシッカリと外側へターンアウトしましょう。

膝痛

プリエの際、足先－膝－股関節までのライン（アライメント）が
同じ方向を向いてますか？
特にジャンプの着地時に正しいアライメントを守りましょう。

足首

足首や足の裏側の筋肉を鍛えましょう。

ケア

レッスン後に自分でマッサージしてあげたり
シャワーやヌル目のお風呂で血流やリンパの循環を良くしてあげましょう。
痛みがある場合は氷で冷やすことを優先しましょう。

踊り易い身体作り、始めてみませんか？



小さなお子様から大人まで御利用いただけます!!

• 小中学生以下 3,000円
• 高校生 3,500円
• 専門学校・大学生以上 4,000円
  
  
  
  

最近、お問い合わせを沢山頂いております。
お電話では伝わりにくかったかもしれませんので
今一度、この場でお答え致します。

捻挫を早く治したいのですが。

バレエでは足首の捻挫が圧倒的に多いですが
軽症でも固定・安静・免加；３～７日というのが一般的です。
腫れや内出血がみられる中症から重症になると
もっと長い治療期間や外科的処置が必要となります。
早い段階で医療機関（病院）にかかり
適切な処置してもらうことが望まれます。

その上で再発を予防するため
身体のアライメントを整えるカイロプラクティックは有効です。
当院では、再発しにくい身体の使い方や
トレーニング方法もアドバイス致します。

早く治すのには、あまりお力になれませんが
今後のこと、将来のことを考え
御検討いただければと存じます。

左右の膝脱臼から復帰したいのですが。

膝蓋骨（お皿）の脱臼ですね。
下肢のアライメントがずれてると発症しやすいようです。
先天的なものであれば自然治癒は難しいかもしれません。

カイロプラクティックで骨盤から背骨の体幹の改善
ならびに股関節から足先にかけての調節
そして膝周りの筋トレをしつつ
少しずつバレエ復帰に向けて様子をみてゆく
というのを提案致します。